【ヴィンテージ・レポート】天候が不安定なヴィンテージでした。一部のエリアでは素晴らしい年となり、他のエリアでは10月半ばに降った大量の雨により、あまり良い年とは言えませんでした。天候に恵まれていた10月前半もしくは11月上旬に収穫したブドウに関してはとても良い出来でした。例年より冷涼なヴィンテージといえ、美しい酸に恵まれたワインが仕上がりました。
【商品概要】タウラージDOCGは複数の区画のアリアニコのブレンドで造られています。フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社では、全ての小区画を標高、樹齢、土壌、仕立て方といった条件で格付けし、畑の管理状態やヴィンテージといった毎年変わる要素を加えた結果、最上級のもののみをこのタウラージに選んでいます。区画別に発酵を行い、マロラクティック発酵後に再度ベストなワインのみを選びます。鮮明なルビー色、ワイルドチェリー、シナモン、ナツメグ、ヴァニラ、アニスなどの香り。タンニンはまろやかで滑らか、アロマティックな芳香が長く続きます。10月中旬~11月下旬にかけて手摘みにて収穫を行います。ステンレスタンクにて24℃で15日間マセレーションとアルコール発酵の後、マロラティック発酵は木樽で行います。フレンチオーク樽で18ヶ月間の熟成、瓶内熟成は最低9ヶ月間行います。