【ヴィンテージ・レポート】乾燥した冬で始まり、気温も平均よりも基本的に高かったヴィンテージです。雨は3月末に降りだし、寒く湿った春の幕開けでした。天候は安定しており、気温は上がりすぎず、過ごしやすい夏でした。好天は10月末まで続き、平静のなかで収穫が終わりました。発酵、果帽浸漬によるマセレーション後、澱引きは11月末に行われました。
【味わい】熟成は、大樽で3年間行われたのち、1992年6月に瓶詰めされました。オレンジの縁を有するガーネット色。 バルサミッ
クでフローラルなブーケを有した非常に力強く複雑な香り。アルコールの強い味わいと生き生きとした余韻が長く楽しめるワインです。