【ヴィンテージ・レポート】気候条件にとっても、ピエモンテのワイン醸造にとっても、ターニングポイントとなった年でした。この特別なヴィンテージは、非常に暑く乾燥した天候で、ネッビオーロの収穫は9月末に始まりました。この年からピエモンテのワインはゆっくりと味わいを変えていきました。過去のものと比較すると、より熟したブラックベリーのような果実味が増し、タンニンがより柔らかく凝縮されたものに変化しました。
【味わい】熟成はコンクリートタンクにて1年半、その後、大樽で3年行われました。今もなお凝縮した果実味と若々しさの象徴であるきれいなルビー色をしており、温かみのある味わいと凝縮したエレガントなタンニンを有しています。長期熟成のポテンシャルを秘めたヴィンテージです。