【ヴィンテージ・レポート】1月から3月に降雪があり、十分な貯水ができました。降雨もある安定した春の気候でしたが、萌芽は例年よりも少し遅く始まりました。6月には雨も降りましたが、とても暑い日が続き、8月の気候は異常気象と言えるものでした。雲が多く、気温の低い日々が続きましたが、幸運なことに9月には好天となり、ブドウは非常によい状態で成熟しました。発酵は果帽マセレーションで行い、11月上旬に澱引きをしました。
【味わい】熟成はステンレスタンクで6ヶ月の後、セメントタンクで2年間、その後スラヴォニアオークの樽でさらに2ヶ月行われ、2004年6月に瓶詰めされました。チェリーやラズベリーの香り。エレガントなタンニンとヴァニラやチョコレート、なめし皮やリコリスの味わいがします。