【ヴィンテージ・レポート】春の間に何回か霜の降りた日がありましたが、6月~8月にかけては非常に素晴らしい天候となりました。 9月は打って変わって変動の多い気候で、結果的には成熟の最終時期に影響を与えました。しかし、2005年は少し遅摘みで(10月中旬に開始)、アルコール度数が高く、色調の濃いワインとなりました。また、力強いアロマも特徴です。
【味わい】最初は少しこもったような香りですが、赤系果実のコンフィチュールやエステルのような複雑な香りに変化します。ふた口目からの複雑味とエレガンスの調和がとれた味わいがこのワインを特徴づけます。