【ヴィンテージ・レポート】2006年は秀逸なヴィンテージでした。冬は晴れた日が多かった一方、最低気温-15℃を記録した寒い冬でした。春は温暖で、5月、6月には例年通りの降雨がありました。乾燥した酷暑ではない夏はブドウの成長にプラスに働きました。9月の天候も素晴らしく、ガッティナーラ特有の昼夜の気温差のおかげで、ブドウは健康でアロマ豊かに育ちました。収穫は、酸度、pH、糖度ともに完璧な状態で10月3日に始まりました。
【味わい】バルサミックでミネラルのトーンが熟した赤系果実やコンフィチュールの香りを引き立てます。その後、チョコレートや胡椒、またコーヒーやたばこ、また枯れた花の香りが追いかけます。骨格はしっかりしていますが、非常にエレガントな味わいです。包み込むような優しいタンニンが長く続きます。