Cultureカルチャー
2025年1月6日
【JET CUP】チャンピオンツアー Vol.8
第14回 チャンピオン 林 憲二氏
Campo alle Comete編
イタリア研修5日目 Campo alle Comete訪問
キアンティ・クラッシコのBadia a Coltibuonoを出発し、次はボルゲリの Campo alle Cometeへ。
タクシーにて。 運転手さんがとても詳しくて、ワイン産地の話を詳しくお話し頂けました。
そして、すごい飛ばしてくれて、1時間30分で、ボルゲリのCampo alle Cometeに到着。
Campo alle Comete(カンポ・アッレ・コメ―テ)
1986年創業、カンパーニア州を代表するワイナリーであり、南イタリアを牽引するワイナリーであるフェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社は、10年前からホームであるカンパーニア州を飛びだし、類稀なる個性とポテンシャルを秘めた、他のテロワ―ルにおいても活動の場を広げてきました。カンポ・アッレ・コメーテは、フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社のオーナーであるカパルド・ファミリーの“トスカーナへの挑戦”であり、CEOのアントニオ・カパルド氏の環境に配慮したサスティナブルで高品質なワイン造りへの飽くなき情熱ともいえます。そしてこのプロジェクトは、フェウディ・ディ・サン・グレゴリオが南イタリアで培ったノウハウと、イタリアでもプレミアム産地として世界的に有名で称賛を浴びるボルゲリ地区の歴史ある唯一無二のテロワールを従えた、革新的な思想があってこそ生まれたのです。
とても心地よい風が吹いていました。 海の近くということで、海風が気候を和らげてくれます。
夏は内陸より5度低く、冬は内陸より5度高くなります。 今日も温度ともに、風がとても心地よい気候でした。
この建物の周りにヴィンヤードがあり、右手にカンティーナがあります。
円筒形の建物がカンティーナです。
また、やや遠い左奥の丘陵地帯も購入し、作り出しています。
その丘陵地帯からは、今後素晴らしいワインが沢山生まれそうです。
緑のトンネルをくぐり、カンティーナに向かい歩きつつ、ヴィンヤードを見ます。カベルネ・ソーヴィニヨンが植えられていました。
緑のトンネルを抜けると、カンティーナ登場です。
効率よく作業をするために作られた円筒形のカンティーナです。
発酵用のステンレススティールタンク。
その奥には、綺麗に整頓されて、バリックが並んでいます。
Bolgheriにおけるバリックの重要性を感じます。
現在、木を植え替え中のため作られていない、
ワイナリー名と同じワインCampo alle Cometeや Stuporeが棚に並べられた、綺麗な部屋。
立体マップを使い、畑のご説明を受けます。
丘陵地帯の新しい畑が、地球温暖化の今とても楽しみとのこと。 また、ここ1,2ヶ月が雨が多すぎて難しいビンテージとどのワイナリーでも聞いてきました。
ボルゲリはいつも雨が少なくて困っているので、その心配がないのは良いとのことでした。
ランチを食べてないことを確認してくれて、サラミ、ハム、チーズを沢山用意してくれました。
初めて飲んだ Strabiuno Bolgheri DOC。 Sauvignon 75%、Vermentino 25%。
Sauvignonは少し樽熟成。ソーヴィニヨンの強い香りは控えめで、程よいボディのタイプでした。
Cabernet Sauvignon100%も初めて頂きました。果実のニュアンスが強い素晴らしいワインでした。
とてもわかりやすい説明をして頂き、素晴らしい時間を過ごせました。
トスカーナの南を突き進み、2時間くらいで、Montalcinoへ。