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バディア・ア・コルティブオーノ

バディア・ア・コルティヴォーノは、キアンティ地区ガイオーレ村にあり、キアンティ地区で一番標高の高い場所に位置しています。約924ヘクタールを所有しており、その大部分がヴィッラを囲む美しい森で、うち18ヘクタールがオリーブ畑、64ヘクタールがブドウ畑になっています。

この土地では、紀元前3世紀ころのエトルリア時代よりブドウやオリーブの栽培がされていたとされる遺跡が出土したり、ルネサンス期にはこの地で栽培されていたワインやオリーブをフィレンツエの市場で取引されていたという文書も残されていたりと、キアンティ・ワインの醸造だけでなく、古代からオリーブの栽培も盛んでした。

 

左から、エトルリア人の遺跡と西暦700年当時のコルティブォーノの農場を記した地図。

 

バディア・ア・コルティブオーノの下に広がる森に囲まれたモンティの斜面には、冷涼な気候と健全な環境によって恩恵を受けているオリーブ畑があります。標高480-550mの斜面には、トスカーナの伝統品種のオリーブを栽培しており、そのオリーブから摂れるオイルはとてもフレッシュでハーブのアロマを特徴としています。収穫方法と収穫直後の圧搾により、辛みのある典型的なトスカーナ産オリーブオイルの味わいが感じられます。