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トラヴァリーニ社は、1920年にクレメンテ・トラヴァリーニが設立して以来、4代にわたってワイン造りの情熱を伝えてきたワイナリーです。
ワイナリーの位置するピエモンテ州ガッティナーラ地区は約1億5千万年前の氷堆積土壌で、花崗岩、斑岩、石英、長石、鉄などの鉱物質に富んでいます。カルシウムやマグネシウムが多く、石灰岩が含まれていないため酸化反応が起こりやすいというイタリア国内外でもまれな土壌が、ワインの豊かなアロマとバランスを造り出します。
ガッティナーラの気候は、アルプスからの強い影響を受けたミクロクリマが発生する典型的な北ピエモンテの気候です。
畑は、標高4,634mのモンテローザから50kmの近さです。アルプスから吹き下ろす風により、ブドウ畑は常に風通しのよい環境にあります。
ガッティナーラの丘陵地帯では、霧の発生は滅多にみられず、標高300m以上では、霧の影響は皆無で、夏期は昼夜の気温差がしっかりとある地域です。
トラヴァリーニと聞いて思い浮かぶのは、特徴的なこのボトルです。1958年に現オーナー、チンツィアの父、ジャンカルロ・トラヴァリーニが発明をした芸術品です。このボトルシェイプは、偉大なガッティナーラが長期の熟成期間中に造りだす天然の澱を、デキャンタージュなしに、ボトル内にとどめ、グラスにサーヴすることができるのです。この唯一無二のボトルシェイプは商標登録されています。
現オーナーは4代目のチンツィア・トラヴァリーニと夫であり、醸造家であるマッシモ・コッラウトです。また、娘たちのアレッシアとカロリーナも両親と一緒にワイナリーで仕事を始めています。トラヴァリーニ家の伝統とワイン造りへの情熱はこれからもずっと続きます。