Wine&Liquorブドウ品種辞典
Boscoボスコ
主な栽培地域
リグーリア
特徴
地元では「白ブドウの服を着た赤ブドウ」と呼ばれています。名前の由来は、ジェノヴァにある別荘の名前から来ていると言われています。
代表的格付
リグーリア州:チンクエ・テッレDOC、チンクエ・テッレ・シャッケトラDOC
色・香り・味わい
主に辛口のスティルワインが生産されるボスコ。黄色い果実やハーブを思わせる、フルボディでアルコール度数の高いワインとなります。
甘口ワインになると、ドライイチジク、アプリコット、ハチミツ、さらにはトフィー(バターと砂糖を加熱し固めて作られるお菓子)のアロマが感じられます。
スタイル
主に、辛口または甘口のスティルワインが生産されます。
ほとんどの場合、リグーリア州のアルバローラやヴェルメンティーノといった品種とブレンドされますが、まれに実験的に単一品種のワインも造られています。
チンクエ・テッレの高貴な甘口パッシート、シャケトラを生産するブドウとして有名です。