主な栽培地域

ラツィオ州

特徴

チェザネーゼ・コムーネとチェザネーゼ・ダッフィーレという2つの異なる品種があり、それぞれが国家登録簿に登録されています。

近年、チェザネーゼ・ディ・カステルフランコという3番目の品種も発見されました。

名前の由来は、ローマ郊外の小さな町、チェザーノです。

代表的格付

ラツィオ州の3つの重要なワイン、チェザネーゼ・デル・ピーリオ DOCG、チェザネーゼ・ディ・オレヴァノ・ロマーノDOC、チェザネーゼ ダッフィーレDOCに使われています。

これらのワインには、ワインが造られている周辺の町の名前が付けられています。

ラツィオ州でチェサネーゼを使用しているDOCは、他にヴェッレートリDOCとコリDOCがあります。

色・香り・味わい

深いルビーレッドのワインとなります。バラやシナモン、白コショウのニュアンスを伴った、豊かな赤い果実の香りを持ちます。タンニンがやわらかで、飲み手を選ばずカジュアルに楽しめ、トレンドの品種となる可能性もあるでしょう。

スタイル

ほとんどが辛口のスティル赤ワインとなります。近年、陰干しされた甘口ワインも復活しており、この品種の永い歴史を彷彿とさせます。